葬式には色々な作法がありますが、その作法の意味を知らないまま行っている方が多いのではないでしょうか。ただなんとなく形式に則って行うよりも、一つ一つの作法の意味を知ることで、心から故人を送ることができると思います。こちらでは、作法の意味や戒名の意味について紹介させていただきます。
焼香を行う理由
焼香は、香や煙によって不浄を払い、清らかな心と体で仏様に手を合わせるために行います。香の十徳という言葉があり、昔から現代と同じように精神的に落ち着きたい時や気分を晴れやかにしたい時に香が利用されてきました。大切な人が亡くなった時は、悲しみのあまり精神的に落ち着くことは難しいと思います。焼香を行うのは、そんな時でも心を鎮めて清らかに故人を送るためでもあると言われています。
お清めの塩とは
実は仏教には、塩を体にまいて体を清めるという考えはありません。お清めの塩は、神道の考え方で昔は海でお清めを行っていたことを簡略化したものとなっています。仏教では死を穢れとして考えていませんので、払う必要がないと考えられています。
最近では、お葬式の時に塩を配らないことが増えているようなので、覚えておいて損はありません。
戒名
戒名は故人が仏弟子になったことを証明するために、僧侶が付ける名前です。故人だけではなく、出家し受戒した者にも与えられている名前です。戒名の構成は、院号、道号、戒名、位号となっています。
● 院号
本来は、退位した天皇に付けられる号で、後に寺院や宗派に貢献した人や身分の高い人にも付けられるようになった。
● 道号
戒名の上に付く名前にことで、元々は仏道を習得した高僧に付けられる名前だった。
● 戒名
本来の戒名となっている部分。ただ、位牌や墓石などに院号などを前後に付けるため、全てを含めて戒名と呼ばれるようになっている。
● 位号
昔は、階級や身分などを表していたが、現代では性別や年齢を基に付けられている。
宗派によっては、頭に梵字を使ったり、院号や道号が他の文字に置き換えられていたりしますので、戒名の付け方はこの限りではありません。
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こうした、知っているようで知らない作法の意味や戒名の意味を覚えておくことで、作法の一つ一つに気持ちを込めて行えるので、より気持ちを込めて故人を送り出すことができると思います。ただ、宗派によって戒名や焼香には細かい違いがありますので、注意してください。
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